2010年10月14日

『もしドラ』のコメントや永守重信さんの本を読んで・・・



iPhoneでもなく、iPadでもなく、iPod touchを持ち歩いています。
携帯電話機能のついてないiPhoneが欲しいというニーズで探し始めたら、ぴったり。
なので、アプリのダウンロードのための参考についている評価を読んでびっくりしました。

結構、批判的な意見が出てるんですね、この本。

100万部も売れるから、いろんな人が読んでいて、いろんな感じ方をするのは分かるんだけど、批判的な意見にしても、良かったという意見にしても、私には何かピントがずれているような・・・。

作者のインタビューを聞いたとき、マネジメントの解説本としてではなく、小説として読んで欲しいというようなことを言っていたけど、たしか出版社の企画目的は『マネジメント』の販促だったような。
そういう意味では、結果も出ていますが、「効果的なツール」として満点の出来だと思います。

そこまででは単にダイヤモンド社の目論見にまんまと引っかかった止まりなのですが、たぶん、ダイヤモンド社(の企画者)もこれをきっかけに『マネジメント』を読んで、組織のマネジメントを効果的に行って貰う人が増えることで社会への貢献を図りたいみたいな、そんな定義付けをしているはず。
そうでなければ鶏頭狗肉だし。

と企画者の目論見はともかく、本というのは、どう自分に取り込むかが本当の読み方だと信じている私にとって、バイブル?古典?になっている『マネジメント』と接触する機会を与えてくれた『もしドラ』に素直に感謝。

話は変わりますが、テレビ東京系のニュース番組で、経営者が本を紹介する、なんたらの書棚とかというコーナーをたまたま見ていましたら、日本電産の永守重信社長の著作を紹介されていました。
「情熱・熱意・執念の経営」 PHP研究所
面白そうというか、ウチの職員に是非読ませたいと思い、書店に走りましたが、5年も前の本なのでどこにも在庫がありません。
しかたなく、アマゾンでオーダー。
私と似たような人がいたのでしょうか?オーダー日以後の発行の第9刷版を入手。
永守重信 という人物は以前から認識していましたが、受け入れるには抵抗がありました。
また、この本を読んでも、心酔するという評価には至りませんが、ひとかどの人物という評価を若干プラス評価に変更しています。
田舎の零細企業のオヤジに評価されるということの是非は置いておいて、最も心に残ったことが、松下幸之助の言の「あたりまえのことをあたりまえにやる」を永守さんもその本の中で言っていたこと。

経営の要諦は「あたりまえのことをあたりまえにやる」

なかなかこの言葉の重みを理解している人にお会いできません。
何を当たり前のことを言っているんだ、その上でどうしたらよいかを聞いているんじゃないか
というリアクションを示す人がほとんどで、そういう人は決まって、当たり前のことを当たり前にやっていない場面を見せるのです。

この体験と『もしドラ』の(特に批判的な)評価が私には重なって見えます。

『もしドラ』の是非はともかくとして、それが自分に与える影響は、かなりプラスに出来る要素を持った本だということはいえるかと思います。
ただ、周りでは、単なる本として読んでいて、影響を積極的に受けようとする人が少ないことが残念だなぁ。
『もしドラ』よりもその題材となっている『マネジメント』は30年の時間の経過という障害を乗り越えたものなのだから、ホンモノと思うのだが・・・。
  


Posted by 渥美尚人特定社会保険労務士・行政書士事務所 at 17:40Comments(0)その他